このデモ環境ではJupyterのインタフェースを使った運用手順の模擬事例や、我々のチームがLC4RIの実践のために開発している各種Extensionを試すといった体験ができます。
なお、この環境ではNotebookを自由に作成、編集することができますが、Notebookに対する変更等は、 保存されません 。この環境はBinderサービスの上でデプロイされており、一定時間が経過すると自動的に削除されます。編集したNotebookなどの情報は失われますのでご注意ください。
また、Sidestickies という Notebookに対して Sticky Note(付箋)を付与する機能では Scrapboxサービスを利用しています。デモ環境の Sticky Note は参照のみで、編集できません。
このデモ環境には、Notebookという形式で、実際に実行可能な作業手順の例が保存されています。
説明を読み進めていくと、コードが現れます。コードは、メニューバーの実行[ Run]ボタンにより実行し、出力結果を確認することができます。試しに、以下のコードをクリックしてから、実行[ Run]ボタンを押してみてください。
from datetime import datetime
print(u'現在時刻は、 {} です。'.format(datetime.now()))
説明や、コードといったNotebookを構成する単位を「セル」と呼びます。セルには種別があり、文書を記述するための「マークダウン・セル」、コードを記述するための「コード・セル」、コードの出力が表示される「アウトプット・セル」などがあります。
さて、実行してみていただくとわかるように、実行済みのコード・セルは左端の領域の色が変わります。また、凍結 アイコンが表示され、編集、実行いずれもできなくなります。再度編集したり実行したい場合は、運動上部のメニューアイコンから、解凍 アイコンをクリックします。これら機能の拡張については、04_NII謹製_Jupyterの機能拡張について にて詳しく紹介しています。
まず最初は、 02_Literate_Computingの運用への適用例 を開いて、Notebookを実行してみて、Jupyterでの作業を体感してみてください!